2026年4月10日、俳優の川栄李奈が廣瀬智紀との離婚を発表した。世間では驚きの声が上がっているが、古くからのファンの間では「ようやくか」「むしろよく7年も持った」という、ある種の納得感さえ漂う。その理由は、2019年の結婚直後にまで遡る。
当時、結婚と妊娠を同時発表した幸せの絶頂にいた二人を襲ったのが、廣瀬の「二股・文春砲」だった。結婚直前まで別の女性と同棲していたという衝撃的な報道に対し、川栄は自身のSNSで「本当のことは本人にしか分からない」「嘘をつく人は嫌い」と、当時としては異例の、夫を突き放すかのような強い言葉で怒りを露わにした。
その後、表向きには平穏な家族を築いているように見えたが、この「ボタンの掛け違い」は最後まで埋まることはなかった。川栄は出産後も休む間もなく現場に復帰し、朝ドラヒロインや世界舞台へと、怒涛の勢いでキャリアを積み上げていった。その原動力は、夫に頼らず一人で子供を育てるという、あの時抱いた「不信感」への意地だったとも推察できる。
今回の離婚で川栄は「共同親権」を選択した。これは、過去の裏切りを許したわけではなく、あくまで「親」としての協力関係のみを残し、自分を裏切った男を「夫」という特別な椅子から正式に引きずり下ろした、彼女なりの最終宣告とも受け取れる。
「不倫」や「二股」という過去の傷を抱えながら、俳優として、母として戦い続けた7年間。今回の決断は、かつてSNSで言い放った「嘘つきへの嫌悪感」に、自らの手で終止符を打った瞬間だった。



